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グレイに向かって

ねごとは寝ていうものなの?

【宝塚歌劇】星組 こうもり〜こうもり博士の愉快な復讐劇〜 感想(ネタバレあり)

雪組さん東宝初日おめでとうございますー!
東京でも蒼紫様…!旋風が巻き起こってるようでれいこちゃんの美しさ、プライスレス。であることを再認識致しました。

さあ、ムラでは星組さんの「こうもり」が始まりました。
ムラパンフはこちら。
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パステルパープルな背景だなんて可愛いー!!!
白のお衣装似合うみっちゃんー!!!
プログラムの表紙からみっちゃんダダ褒めするしかない今作でございます。
あらすじはこちら。
“ワルツ王”と呼ばれる、ヨハン・シュトラウス二世の傑作オペレッタ「こうもり」。名曲の数々で彩られ、今なお世界中の人々に愛される作品が、北翔海莉を中心とした星組メンバーにより新たに飛びっ切り愉快なミュージカルとして甦ります。19世紀後半のウィーン。ファルケ博士は、親友のアイゼンシュタイン侯爵と共にエリザベート皇后主催の仮装舞踏会に出席。その帰り道、調子に乗って泥酔したファルケは、彼を持て余したアイゼンシュタインによって大通りに縛り付けられ、そのまま一夜を過ごすこととなる。“こうもり”の扮装のまま朝を迎えたファルケは、街中の笑いものとなり、“こうもり博士”の渾名を頂戴する羽目に。自業自得とは云え怒りが収まらないファルケは、アイゼンシュタインに対する愉快な仕返しを考えた。個性的な登場人物が織りなす、虚々実々の駆け引きをお楽しみ下さい。 
オペレッタが原作で、みっちゃんがやりたいと言ったことから今回公演が決まったそうですが、歌えて演技が出来るトップ様だからこその公演で脱帽のお歌でした。

今年はこのこうもりが102期生のお披露目公演ということで、公演前に組長さんからご披露のアナウンスが。
口上の後、いつも聞いていた「宝塚歌劇団団歌」(ターカラヅカ♪我がターカラヅカ♪ってやつ)じゃなくて、101期生からかな?違うお歌で、しかも扇子持って舞いながら歌うしびっくりしました。
やはり1世紀続くとなるとどこかで何回か初舞台のお披露目も転換点を迎えるようですね。
噂の蘭世惠翔くんがわかってないのであと観劇1回だけですが頑張って探してこようと思います!

お芝居の幕開きはことちゃん(礼真琴さん)たちのデュエダン群舞。みっちゃんファルケ博士(北翔海莉さん)がさぁ開幕の時間、と歌ってそのまま仮面舞踏会が始まる流れがおしゃれ。舞台も色とりどりで可愛いのですよ!
ベニーアイゼンシュタイン(紅ゆずるさん)がしこたまお酒を飲んで出てきて、一緒にファルケも飲んでるうちに銀橋に2人で出てくる頃にはベロベロになっているw
マチネ観劇した時に、みっちゃんファルケは上手のお客さんに「(お酒を差し出しながら)いる?いらないの?朝早いもんねー!」ってアドリブ。こんな感じでお芝居はもうセリフなのかアドリブなのかわからないくらいのクオリティを見せてもらいました。みっちゃんも紅さんも芸達者なのでアドリブしながらテンポ良く話も芝居も続くからすごい。
あとみちベニと後から出てくるマギー(星条海斗さん)の台詞の言い方に特徴ありすぎて濃ゆいwww
ことアルフレードがアイゼンシュタインを迎えに来たシーンでは、
「酔っ払いではゴサイャセン!」
\ゴザィャセン!/
新橋の酔っ払いサラリーマンですかwベニーの合いの手もw
「酔っ払いほどそう言うんです!」
執事が正論すぎるwww

と、ここでアルフレードはアイゼンシュタインに奥様がお怒りですよ、と耳打ち。奥さんは鬼嫁みたいで、
「奥様と友人、どちらをお取りになるんですか!」
「(食い気味に)そりゃあ妻に決まっているだろう!」
と、即決でファルケをどうやって巻くかを考えるアイゼンシュタイン。それから、広場の女神像(サモトラケのニケ像)からファルケを誘うよう顔覗かせて歌っておびき寄せた瞬間にロープで縛って逃げちゃうんですね。羽根のところにこうもりの黒い羽根をつけて。

次の朝、広場に居合わせた人々から笑われてしまうファルケこと"こうもり博士"。
翌朝、研究室へ行って二日酔いと後悔でいっぱいなファルケですが、復讐しようと誓うものの、急に独り言を言い出す。ゆうちゃんさんラート教授(汝鳥伶さん)と話をしていたというファルケ。隣の部屋でも自分の声をその人だけ聞こえる波長を送る、名付けて空耳マシーン!を発明して実践したようだった。行動物理学が専門なのに空間物理学?とポコちゃんクリプトン(十碧れいやさん)が聞いて、本当のご専門は?と質問すると、
「恋愛♡」
ラート教授隅に置けないw教授からあくまで愛のある復讐をしないとな!と諭されて、愛のある愉快な復讐することを誓うファルケ。

空耳マシーンなんだけど、相手には聞こえるのは確かだけど、相手がどういう反応するかマシーン使う側は見えなくない?ってちょっと疑問ですが…


アイゼンシュタイン侯爵邸ではバタバタが。
ちなみにアイゼンシュタインのお屋敷も一張羅も蝶をモチーフにしていて紫だからANNA SUI風でめちゃめちゃ可愛い!

女優志望の風アデーレ(妃海風さん)が歌うんだけど、ここの伸びやかなお声ね!
あんるロザリンデ(夢妃杏瑠さん)が侯爵が役人侮辱罪で5日間も拘束されてしまうと嘆いて出てくる。
奥様と旦那様の心配するときにメイド達が
「口の悪い私達なんて毎日逮捕されてしまいますー!」
「きっとすぐ出て来られますわ!悪運だけはお強いからー!」
とかなかなか強気で笑えるwみんな可愛いのにww

かいちゃんブリンド(七海ひろきさん)と言い争いをして出てくるアイゼンシュタイン。どうやら裁判官と揉めて8日間に拘留期間が延びてしまったよう。ブリンドとか優秀なのにポンコツみたいに言われるし、みんなおこ!
悲しみの淵で、金に糸目はつけないから今日は1番良い晩餐にしてくれ!とメイドに言うアイゼンシュタイン。
そこへ、ヘラヘラしてやってくるファルケ。メイドちゃんを侍らせて可愛いね〜♡とか言うけど、顎クイしようとして出来てなかったところはみっちゃんらしくて良いよ!!(細かい)
ファルケはロシア皇太子のオルロフスキー公爵の晩餐会へ誘いに来たんだけど、贅の限りを尽くした晩餐会で、更に若い女がたくさんいるって誘って2人ともニタニタしてるのが面白い。
監獄へ向かうのに晩餐も食べず、アルフレードにボロを用意してくれって言ってたのに一張羅で出ていくアイゼンシュタイン。
どうやら晩餐会へ向かうようだと空耳マシーンを使ってファルケの部下がロザリンデに暴露。ロザリンデ、待ってなさい!あなたー!!って超ダッシュwwアグレッシブな奥様すぎるwww


ご主人も奥様も居なくなって2人っきりだね、と待ち伏せるこっちゃんアルフレードのイケイケ度がヤバいwwwワイン飲もうとするしナイトガウン羽織るしご主人ないがしろにする執事www
風ちゃんも身長伸縮自在だなって思って娘役パワーを感じました。

2人でワイワイしてる間に、現れた看守たちとまさこフランク(十輝いりすさん)。用事があるからアイゼンシュタインを迎えにきたぞ、として、アルフレードが食卓に座ってガウンも着てるからこの家の主(=アイゼンシュタイン)だな!となって連れて行かれちゃうアルフレード。この物語の中で舞踏会に行けない残念な人…
そして上から招待状が落ちてくる。「上から落ちてきたけど見てもいいかしら?♡」って読んじゃうアデーレ。という訳でみんなでオルロフスキー公爵邸の舞踏会へ向かうのでした。


30年生きて300年も生きたような気持ちで、お金はあるけど暇を持て余しすぎて笑うこともできなくなってしまった…と悲しむマギーオルロフスキー公爵(星条海斗さん)。
オルロフスキー公爵がアイゼンシュタイン(舞踏会時はルナール侯爵と名乗る)と出会いの際に、ロシア流のしきたりとして、マデイラワインを飲ませるんだけど、そこもマギーの言い方が濃くてだなwクセが強いwww
質問をするときに「清く、正しく、勇ましくー!答えてほしい!」とかwみんなボケが多くてベニーも拾うのなかなか大変そうよ\(^o^)/

まさこフランクもフランス人シュヴァリエ・シャグランとして舞踏会に出席していて、2人で心置きなく母国語で話してもいいぞ!と公爵に言われたから「テテテ…テリーヌ!」とか「ジュテーム…」とか知り得るフランス語の単語を話始める。この単語と単語の間が本当に知ってるものをただ並べてますって感じに毎度聞こえるのがすごいね。馴れないのがよくわかる、というか。2人の「メルシー。」の言い合いから歌が始まって、シャンパンの歌!
シャンパンは幕間にロビーで売ってますよ〜とのマギー公爵からの宣伝も交えて舞踏会が始まります。
シャンパンの歌では客席も拍手するんですが、1回目はマギーが歌い始めたとき、2回目はみっちゃんがフィナーレと行きましょうか!と言った後から拍手入ってました。

トランシルバニア王国のアナスタシア伯爵夫人に扮したアデーレを見たことがあると言うアイゼンシュタインとフランクに、トランシルバニアの歌が歌えたら本物でしょう?とファルケが言い、美女たちが出てきて歌い踊る。アデーレの妹であるイーダにときめく2人。早速口説こうとするところを侍女の変装をして見守るロザリンデがこわいwwイーダとアイゼンシュタインが下手に捌けるときに食べ物とか乗せるカートと一緒に全力で追いかけるロザリンデの迫力たるや!あとその3人を追いかけるマギーオルロフスキー公爵がマント両手で伸ばして走るから少年のようになってて可愛いのなんのってね!!

舞踏会を楽しむファルケに、美女を侍らせてラート教授が登場するんだけど、2本指で挨拶するゆうちゃんさんめっちゃかっこいいのでオペラ必須です。
楽しむのは良いけど恋もしなさい、とのお話もあり、トランシルバニア王国のアナスタシア伯爵夫人に扮したアデーレと2人きりになる場面。曖昧ですが台詞。

「どうして私がこの役を?」

「公園でいつも歌ったり踊ったり、演技の練習をしてる君を見ていたんだ。」

アデーレに一目惚れしていたファルケー!ファルケも独身貴族とか言いつつやっぱり男の人だったのかと思って震えた。2人のデュエット「君の心に翼を」が優しく心に染み入ります。


次の日の早朝のウィーン留置所から場面が始まる。
3日前くらいから働き始めた、朝から酒を飲む看守、みきちぐフロッシュ(美稀千種さん)が三枚目で愛されキャラw
アイゼンシュタインはもう捕まっているのにもう1人アイゼンシュタインが来て、弁護士ブリンドを呼んだのはアイゼンシュタインじゃない??みたいな大混乱。
シュヴァリエが看守長だと信じられない、と言うアイゼンシュタインをフロッシュに手錠掛けさせたり、12番と番号振られたアルフレードが檻から出るときに檻がめちゃめちゃ柔らかくてスッと出てきたりめちゃくちゃ!
イーダがシュヴァリエさんのお屋敷だとお伺いしましたが…?と健気に来たけど、どこまでファルケの計画だったんだろう?

最後はファルケと同じく女神像に括り付けられ、黒い羽根も付けて"こうもり侯爵"となり愉快な復讐劇は閉幕。
最後幕降りるけど、ベニー・あんるちゃん・こっちゃんが銀橋を追いかけっこして終わります。アニメチックな終わり方で最後まで笑って観られる舞台でした。

ちょっと曖昧な部分多いのでまた追記します。
あとショー「THE ENTERTAINER!」は別の記事です。

いやー星組さんのパッションが伝わってみっちゃんの品の良さが相まって良いお芝居だったなあ。好き!!!