グレイに向かって

ねごとは寝ていうものなの?

【宝塚歌劇】雪組 ドン・ジュアン 感想(ネタバレあり)

先日ローマの休日観に行きまして。

だいもんDCも観に行って感想も書いてたし…と1ヵ月以上前の観劇ですが投稿させて頂きます。。

 

 

この日、マチネでらんとむ(蘭寿とむさん)デロリスの「天使にラブソングを」を観ました。

何度目かのカーテンコールで、「最高やーん!ありがとー!」と大阪弁でいただきましたよ\(^o^)/らんとむ好きー!!

 

梅芸を後にして、ドラマシティではらんとむのかほりがどこか漂うだいもん(望海風斗さん)の公演ですよ。アルカポネがチケット取れなかったから今回行けてハッピーすぎました。

 

あらすじはこちら。

本作品は、モリエールの戯曲、またモーツァルト作のオペラ『ドン・ジョヴァンニ』等によってヨーロッパを中心に広く知られるスペインを舞台とした「ドン・ジュアン伝説」を、フラメンコをベースにした情熱溢れる珠玉の名曲でミュージカル化した作品です。2004年にカナダで初演、その後もパリや韓国で上演され、大好評を博してきたフランス産ミュージカル「ドン・ジュアン」の日本初上演となります。
女と酒、そして快楽を求め続け、数多の女達を魅了するセクシーなプレー・ボーイ、ドン・ジュアン。ある晩、いつもの如く女との愛を愉しんでいたドン・ジュアンは、女の父である騎士団長の怒りに触れ、決闘に至る。闘いの果て、ドン・ジュアンは勝利を収めるが、騎士団長は「いつか、『愛』がお前への罰になるだろう」という言葉を遺し、事切れる・・・やがて遺された言葉は呪いのように亡霊の姿を得て、ドン・ジュアンに付きまとうようになる。
事件の後、そんな呪いの言葉も恐れる事無く、ドン・ジュアンは変わらずに快楽を貪り続ける。しかしそんな日々の中、運命に導かれるように、かつてドン・ジュアンが殺した騎士団長の石像を作る彫刻家の娘、マリアと巡り会う。それは、ドン・ジュアンを苦しめる「愛の呪い」の始まりであった・・・



・ドン・ジュアンを愛する、と役付きみんなで歌うい、大きな赤い薔薇が真ん中に出てきたと思ったらバラバラになってドン・ジュアン登場。

 

・ドンジュアンが夜な夜な現れる酒場は色とりどりのボトルが並んで煌びやかな電飾があるラテンな雰囲気。
ダンスはスパニッシュな感じで、フラメンコ意識なのか事あるごとに足音すごい出す。


・丸い舞台なんだけど、決闘のシーンでは、盆が回って2人が剣を交えるところまで騎士が足音鳴らし続けてるのがかっこいい。

 

・雷鳴がずっと轟いてたのに、がおり騎士団長(香綾しずるさん)がドン・ジュアンの両腕を掴んだ瞬間無音になったのがすごいかっこよくて印象的なシーンになってた。これからドン・ジュアンの心に巣食うんだろうってゾワゾワさせる。

 

・女を取っ替え引っ替えするだいもんジュアンがどえらいエロスでな…女の嫉妬を一心に浴びてもなお快楽を求める男の様がよくお似合いで。

 

・みんな大注目だったカリちゃん(煌羽レオさん)の女装ですけど、普通に美女すぎてカリちゃんって言われなかったら女役かな?って思うくらいだった。めっちゃ目力ある女役だったけどw生腹が腹筋バキバキでしてね…男役が女役するときあるあるの男役と対等に闘おうとしてるところが好き。

 

・多くの女を得ることで満足していたつもりだったのに、みちるマリア(彩みちるさん)と出会って今までとは違う愛を感じたドンジュアンの戸惑いをマリアが2人で愛し合っていこうとして1幕終わり。

 

・みちるちゃんお歌もうちょっと頑張ってほしいけど、お顔が甘いのできりっとしただいもんと並ぶと甘辛MIXでいい感じ。(言いたいだけ)

騎士団長の像壊すところが、スローモーションで叩き割るんだけどすごい上手。

 

・「愛のために死ぬ」ってどういうことかと思ったら、マリアのフィアンセであるひとこラファエル(永久輝せあさん)との決闘で、負けるとわかっていながら傷つきながらも立ち上がるラファエルに愛のために俺がすることがわかったー!としてわざと剣を捨てて刺されにいくだいもんジュアン。

 

・愛のために死んだドン・ジュアン…と薔薇が散っていく中をだいもんジュアンが歩いて大団円。

 

・カーテンコールではご挨拶後、カリちゃんは美女のダンス、がおりちゃんはおばけポーズしてたのが可愛かった~~

ご挨拶はゆるゆるでしたよ。7/2って書いてますが7/3の間違いです…

 

全体的にちょっと難しいんだけど、周り歌うまだしダンスも情熱的で見応えありました。

だいもん、次の大劇場はちぎちゃん(早霧せいなさん)の相棒役みたいで良かったね!!!悪役のだいもんも大好物ですが、良い奴役?なだいもんも今から楽しみ(^^)(^^)(^^)